2010年05月07日
映画『運命のボタン』 サッキィ編
ある普通の家庭に
ある朝、見知らぬ箱が送られてきます。
中にはボタンのついた簡単な装置。
そして、その日の夕方、見知らぬ男がやってきて言います。
「ボタンを押せば2つのことが起きます。
その1:どこかであなたの知らない人が命を落とします。
その2:あなたは100万ドル(1億円)を手にします。
期限は24時間。どうしますか?」
あなたなら押しますか?
いろいろ迷った末に、命の尊さを再確認してボタンは押さない
という道徳的な展開なんだろうと思っていたのですよ。
でもノーマ(キャメロン・ディアス)は半ば勢いでボタンを押します。
そして、実はここからが本題なのです。
SFですからね、ボタンと紳士の謎を科学的に解明すること
そしてノーマ夫妻はこの先どうなるのか、が焦点になってきます。
ノーマの夫アーサー(ジェームズ・マーティン)は
NASA関連の研究所に勤めています。
謎の紳士はかつて火星探索プロジェクトに関わっていたようです。
怪しい生徒や息子のシッター、
出られない図書館‥などなど不可思議なものが次々出てきて
文系人間の私には正直訳がわからない~!
きちんと理解するにはもう一回観ようかな。
ボタンを押した責任をどう取るのか、
そして、最終的なテーマとしては家族への愛かな。
夫婦の愛、息子への愛。
キャメロン・ディアスが普通の中年主婦を演じているのは新境地ですね。
試写会の後、家に帰って子どもたちにボタンのことを話してみました。
「もしうちに届いたら、ボタン押す?」と聞くと
「とりあえず今は押さんでいいっちゃない?」との返事。
贅沢はできないけど、普通にご飯食べて生活できてるんだから
そんなことまでしなくていいそうです。
身の程を心得た良識ある人間に育っていることにひと安心。
運命のボタン公式ホームページ
http://www.unmeino.jp/pc.html
明日、2010年5月8日(土)公開です。
Posted by リトル・ママ スタッフ│Comments(0)
│サッキィ