2011年07月05日
ゲキシネ『劇団☆新感線 薔薇とサムライ』 サッキィ編
★出演
古田新太(石川五右衛門)、天海祐希(アンヌ)、浦井健治(シャルル)
山本太郎(デスペラード)、神田沙也加(ポニー)、森奈みはる(エリザベッタ) ほか
★storyは…
17世紀、ヨーロッパのイベリア半島。
天下の大泥棒・石川五右衛門(古田新太)は
女海賊アンヌ・ザ・トルネード(天海祐希)の
用心棒として、地中海で暴れ回っている。
そんな中、アンヌが小国の王家継承者だと判明し、
女王の座を引き受けることに。
海賊の討伐が急務となり、かつての仲間や五右衛門と対立する。
五右衛門とアンヌ、ふたりの運命やいかに!!
ってね、ストーリーはこの際、いいんです。
破天荒な女海賊が国を救うために立ち上がる…みたいなシンプルなお話。
そのストーリーをどう紡いでくれるのかが新感線の面白さだもん。
そこでキラキラ輝きを放つのが、毎回楽しみな客演キャスト。
今回も魅せてくれましたよ〜!
なにせ天海祐希さんですからねえ。
それも女海賊ですよ!
男性陣よりかっこいい!男前!
ヅカファンの気持ちがわかった気がします。
すらりと背が高くて、長い脚にブーツの似合うこと。
パンツスタイルでのフラメンコは華やかで、
金髪にオスカル風衣装もよくお似合い。
後半のお姫様ドレスより、絶対、海賊ファッションでしょ!
そして、個人的にツボだったのはシャルル役の浦井健治さん。
舞台ではお馴染みの若手実力派俳優さんですね。
これまで正統派のイメージだったのですが、
今回は、正直ウザいくらいの濃いキャラです。
とにかくアンヌが大好き☆
常にアンヌを追い、目には星の飛んでいる王子様。
全身でのラブラブモード全開に、恐れ入りやした。
素晴らしいエンターテイナーぶりです。
森奈みはるさんも宝塚出身ということで、
『エリザベート』的高音が素晴らしい。
会話をいちいち歌にする脳天気ぶりも愛らしいです。
古田新太さんはじめ、新感線のみなさんが
ガシッとした安定感で支えてくれるので
客演キャストはのびのびと魅力を発揮できている気がします。
3時間半という長丁場ですが、飽きる隙を与えない
熱のこもったステージです。
生の舞台はチケット獲得が難しい「劇団☆新感線」の舞台。
福岡にいながら、劇場で気軽に楽しめるのは嬉しいかぎりですね。
ゲキシネ『劇団☆新感線 薔薇とサムライ』公開中です。
公式HP:http://www.bara-samu.com/
Posted by リトル・ママ スタッフ│Comments(0)
│サッキィ