映画『ジュリー&ジュリア』 サッキィ編

リトル・ママ スタッフ

2009年12月09日 13:46



★Storyは‥
1949年フランス。
好奇心旺盛で食べることが大好きなアメリカ人ジュリア・チャイルド。
玉ねぎを切るのもままならなかった彼女が
フランス料理学校の名門ル・コルドン・ブルーに入学し、
努力と負けん気でめきめきと腕を上げ、
家庭で誰でも作れるフランス料理の本を出版。
料理番組にも出演し、大人気に。

それから50年後のアメリカ。
作家になりたかったけど無理みたいで、
現実は公共機関での相談員ジュリー・パウエル。
電話で悩みや苦情を聞く毎日でストレスは爆発寸前。
大好きな料理を作って発散しているうちに
ジュリアの524のレシピを365日で作り、
ブログで紹介するプロジェクトを思いつく。
さあ、このチャレンジどうなる‥?

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

ジュリーを演じるのがエイミーアダムス。
『サンシャイン・クリーニング』に続いて、
今回も人間臭い演技がピカイチ☆です。
一生懸命やってるのに、な~んかうまくいかず空回り‥
描いた夢も叶わず、悪戦苦闘の日々。

でもさ、普通の人の日々ってそんなもんさ。
毎日楽しいことばかりじゃないし、
こんなはずじゃなかったなあと思いながら、日常は流れていく‥
と、エイミー演じるジュリーにはどっぷり共感。
ジュリーがんばれ~!!

そしてジュリア役には大女優メリル・ストリープ。
演技派であり、かつ『マンマ・ミーア』では歌って踊れて
役の幅の広さに感動させられます。

ジュリアも豪快、何の悩みもないようでいて、
実は心にぽっかり空いた穴の部分があるのです。
それを埋めるかのように、打ち込めるものを探して最初はさまよい、
いろんなお稽古事を試してみては‥何か違う‥。
やっとめぐりあえたのが料理でした。

ジュリアの天真爛漫で豪快な姿も
ジュリーの悪戦苦闘で一生懸命な姿も
どちらも愛らしく、観ている間、気づくと顔がニヤニヤ。

心あたたかく、胸いっぱいになる作品に
ごちそうさま☆でした

『ジュリー&ジュリア』公式サイト:
http://www.julie-julia.jp/

2009年12月12日(土)公開です。

関連記事