映画『Dr.パルナサスの鏡』 サッキィ編

リトル・ママ スタッフ

2010年01月05日 13:44



奇妙奇天烈
摩訶不思議
そんな迷宮へようこそ~♪

★Storyは‥
2007年ロンドン。
パルナサス博士の率いる旅芸人一座が巡業を続けている。
出し物は、人間の密かな欲望を具現化する魔法の鏡「イマジナリウム」。
自分が最高に欲する世界を作り出す鏡に、観客は虜になっていく。
しかし、1000年の時を生きてきたという博士には大きな秘密があった。
“不死”と引き換えに、愛娘を16歳の誕生日に差し出すという契約を
悪魔と結んでいたのだ。
その期限が迫るところに、
記憶喪失の青年トニー(ヒース・レジャー)が転がり込み、
悪魔は、契約を解消する「ある賭け」を博士に提案する。

内容的には、人間の欲望がテーマ。
「ある賭け」というのも博士VS悪魔→理性VS欲望の戦いです。
勝つのはどちらか?
でも、最終的に愛娘ヴァレンティナを救うのはまた別のものだったりして。
そんなメッセージを、美しい映像にのせて示してくれます。

テリー・ギリアム監督作品は『ブラザーズ・グリム』でも感じましたが、
映像がとんでもなく美しいです。
不気味で怪しい現実世界も、天国のようでいて毒々しい幻想世界も
ひとつひとつの色がきれいだし、画面全体が光を放っているみたい。

そして、もう一つ忘れてはならないのは
この作品がヒース・レジャーの遺作であること。
撮影途中でヒースが他界し、製作中止に陥りそうなところを
親友ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウが見事に引継ぎ、
よりパワーのある作品に仕上がっています。

パンフレットの巻末には
"A Film from Heath Ledger&Friends"
とありました。
映画の中でも現実世界でも、真に人を救うのは
愛や友情だなあ‥なんて実感。

『Dr.パルナサスの鏡』公式ホームページ:
http://www.parnassus.jp/index.html

2010年1月23日(土)公開です。

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